8人と11人。
2013.09.27 Friday
全国高校サッカー選手権の今年のポスターです。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_L001.jpg)
国立最蹴章。
2020年の東京オリンピック開催が決まりましたが、
国立競技場はオリンピックに向けた改修のため、この選手権をもって工事に入ります。
現在の姿での選手権は今大会が最後。
さまざまな歴史を生み出してきたサッカーの聖地、国立競技場。
憧れの国立を目指して、福井県大会も開幕しました。
今年は31校が参加。
1回戦。国立目指して福井の高校生も走りだしました。
その中でも、小浜水産と三国の試合は印象的でした。
来年度いっぱいで若狭高校と完全に統合される小浜水産。
部員は8人しかいません。3年生5人、2年生3人、1年生0人。
普段は紅白戦もできず、パス練習や4対4のミニゲームをしています。
なかなか練習試合もできません。
でも、8人で
試合に臨みました。
三国高校は11人。
立ち上がりから攻められっぱなし。
ピッチの半分で試合が進んでいく状態。
そして、ベンチにはチームスタッフのみ。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_003.jpg)
でも、みんなで守って、前半30分まではゴールを許しませんでした。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_002.jpg)
ハーフタイムに武内監督が言った言葉。
「どうする?攻めてみるか?」
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_004.jpg)
サッカーにはチャレンジも必要。
少しずつ、攻撃しようとしますが、そうするとスペースができて失点してしまいます。
結局、0−5で敗れました。
でも、相手のパスミスからチャンスを作りかけたシーンも何度かありました。
打たれても打たれてもゴールを守った國友くん。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_006.jpg)
日本最初の水産高校である小浜水産高校は、かつては全国大会ベスト8に勝ち上がったこともあります。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_001.jpg)
「これまで脈々と受け継がれてきた歴史が1つの節目を迎えようとしていると思うと
特別な思いがこみ上げてくる」と監督は話しました。
そして、「いつもやっていることが出ていた」と。いつも見ているからこそわかる小さな選手の変化。
できなかったボールコントロールが試合の中でできていたり、ちょっとしたポジショニングができていたり。
それは、小浜水産の選手にとっては大きなことです。
選手たちも「悔しかったけど、やれることはやった」と話していました。
胸に刻まれた小浜水産の文字。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_L002.jpg)
来年は3人になります。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_005.jpg)
公式戦に出るために、どこかと合同チームにするのか、それとも小浜水産サッカー部の歴史が終わるのか。
それはわかりませんが、そういうチームが福井県にはあるんです。
そして、三国高校。
試合中のベンチを見てみると、監督と控えのメンバー2人しかいません。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_008.jpg)
しかも、三国高校には正ゴールキーパーがいません。
そのため、この選手権は2人のフィールドプレーヤーが交代でゴールを守っています。
キーパーの経験がない2人です。
ゴールキーパーのユニフォームも背番号を布に書いて張り付けています。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_L003.jpg)
マネージャーの手作り。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_009.jpg)
いろんなチームがあります。
みんな、国立に憧れてサッカーを続けているんです。
全国大会に出て、華やかな舞台でプレーできるのは一握り。
同じボールを追いかけながら、3年間の部活動をひと足早く終える選手もたくさんいます。
伝え手として、そういう選手にも目を向けていきたいと思っています。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_L001.jpg)
国立最蹴章。
2020年の東京オリンピック開催が決まりましたが、
国立競技場はオリンピックに向けた改修のため、この選手権をもって工事に入ります。
現在の姿での選手権は今大会が最後。
さまざまな歴史を生み出してきたサッカーの聖地、国立競技場。
憧れの国立を目指して、福井県大会も開幕しました。
今年は31校が参加。
1回戦。国立目指して福井の高校生も走りだしました。
その中でも、小浜水産と三国の試合は印象的でした。
来年度いっぱいで若狭高校と完全に統合される小浜水産。
部員は8人しかいません。3年生5人、2年生3人、1年生0人。
普段は紅白戦もできず、パス練習や4対4のミニゲームをしています。
なかなか練習試合もできません。
でも、8人で
試合に臨みました。
三国高校は11人。
立ち上がりから攻められっぱなし。
ピッチの半分で試合が進んでいく状態。
そして、ベンチにはチームスタッフのみ。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_003.jpg)
でも、みんなで守って、前半30分まではゴールを許しませんでした。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_002.jpg)
ハーフタイムに武内監督が言った言葉。
「どうする?攻めてみるか?」
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_007.jpg)
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_004.jpg)
サッカーにはチャレンジも必要。
少しずつ、攻撃しようとしますが、そうするとスペースができて失点してしまいます。
結局、0−5で敗れました。
でも、相手のパスミスからチャンスを作りかけたシーンも何度かありました。
打たれても打たれてもゴールを守った國友くん。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_006.jpg)
日本最初の水産高校である小浜水産高校は、かつては全国大会ベスト8に勝ち上がったこともあります。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_001.jpg)
「これまで脈々と受け継がれてきた歴史が1つの節目を迎えようとしていると思うと
特別な思いがこみ上げてくる」と監督は話しました。
そして、「いつもやっていることが出ていた」と。いつも見ているからこそわかる小さな選手の変化。
できなかったボールコントロールが試合の中でできていたり、ちょっとしたポジショニングができていたり。
それは、小浜水産の選手にとっては大きなことです。
選手たちも「悔しかったけど、やれることはやった」と話していました。
胸に刻まれた小浜水産の文字。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_L002.jpg)
来年は3人になります。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_005.jpg)
公式戦に出るために、どこかと合同チームにするのか、それとも小浜水産サッカー部の歴史が終わるのか。
それはわかりませんが、そういうチームが福井県にはあるんです。
そして、三国高校。
試合中のベンチを見てみると、監督と控えのメンバー2人しかいません。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_008.jpg)
しかも、三国高校には正ゴールキーパーがいません。
そのため、この選手権は2人のフィールドプレーヤーが交代でゴールを守っています。
キーパーの経験がない2人です。
ゴールキーパーのユニフォームも背番号を布に書いて張り付けています。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_L003.jpg)
マネージャーの手作り。
![](https://img.retsta.jp/fbc/blog/kawashima/20130927_009.jpg)
いろんなチームがあります。
みんな、国立に憧れてサッカーを続けているんです。
全国大会に出て、華やかな舞台でプレーできるのは一握り。
同じボールを追いかけながら、3年間の部活動をひと足早く終える選手もたくさんいます。
伝え手として、そういう選手にも目を向けていきたいと思っています。