107日 ()

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福井放送株式会社 コンプライアンス憲章

福井放送株式会社 コンプライアンス憲章

《 基本方針 》

福井放送株式会社(以下「福井放送」といいます)は、「放送法」及び「電波法」の下で、国から免許を得て放送事業を行っています。 「放送法」は、放送が国民に広く普及し、表現の自由を守り、民主主義の発展に役立つよう定めています。

 

「心豊かな福井の実現に貢献する」を経営理念に掲げ、福井放送は、開局以来この「放送法」の趣旨を遵守し、 聴取者・視聴者から地域に根ざした基幹メディアとして信頼を得てきました。この信頼関係を損なうことのないよう、 福井放送の全ての役員・従業員(以下、総称して「私たち」といいます)は、「放送法」や「電波法」はもとより、 日本民間放送連盟が定める「放送倫理基本綱領」、福井放送が定める「放送基準」や「社内規程」を守っていかなければなりません。

 

私たちは、放送の公共的使命と報道機関としての社会的責任を果たすとともに、その影響力をあらためて自覚し、 高い倫理観を掲げて社会のゆるぎない信頼を得るよう行動していかなければなりません。

第1章.法令・規範の遵守

私たちは、放送事業に携わるものとして高い倫理観を持ち、法令や社会規範および社内規程・規則を遵守するとともに、積極的に社内規程・規則の整備に努めます。

第2章.社会に貢献する姿勢の堅持

(1) 私たちは、事実を正確、公平かつ客観的に伝えることにより、言論、表現の自由を守り、国民の知る権利に奉仕します。

(2) 私たちは、地域社会とのコミュニケーションを積極的にはかり、健全で心豊かな地域社会づくりに貢献できるよう行動します。 また、文化、芸術、スポーツの振興や地球環境保全など、地域に根ざした活動を積極的に支援します。

(3) 私たちは、聴取者・視聴者からの意見や批判に対し謙虚に耳を傾け、誠意をもって対応し、一層の信頼を得られるよう努力します。

第3章.公正な取引の維持

(1) 私たちは、独占禁止法、下請法などの関係法令を十分理解し遵守することにより、全ての企業と公正、公平、自由な取引を行います。

(2) 私たちは、取材、番組制作、放送に関連する法人や個人、広告主、広告代理店、その他の取引先に対して、常に誠実かつ謙虚な態度で接し、 節度のある健全で良好な関係を保ち、不公正な取引や便宜供与は行いません。

(3) 私たちは、取引先に対して、社会通念の範囲を超える過剰な贈答や接待を行いません。また、取引先からも過剰な贈答や接待を受けません。

(4) 私たちは、公務員またはこれに準ずる立場にある人たちへの不正な接待、贈答、利益供与は行いません。

(5) 私たちは、反社会的な団体、個人に対しては毅然とした態度で臨み、どのような名目であっても、いかなる利益供与も行いません。

第4章.誠実な企業活動

(1) 私たちは、職務上知りえた会社の情報を適正に管理し、会社の許可なく第三者に漏えいしたり、業務以外の目的に使用しません。

(2) 私たちは、個人情報保護法を遵守し、業務上必要な個人情報については適正に収集・管理します。 これらの情報について、本人の同意を得るなど、適正な手続きや正当な理由なく、第三者への開示や目的外の使用を行いません。

(3) 私たちは、知的財産権を尊重し、会社の知的財産権を厳格に保護すると同時に、他者の知的財産権を侵害しないよう細心の注意を払います。

(4) 私たちは、機密情報や守秘義務のある情報(取材源を含む)を除き、国民・社会が正当に必要としている情報を適正な方法で開示し、公正で透明な企業活動を行います。

(5) 私たちは、職務上知りえた公表されていない内部情報を利用して、その会社の株式等を売買するインサイダー取引を行いません。

(6) 私たちは、会社の職務や地位、財産を私的利益のために利用しません。

(7) 私たちは、企業活動に際して、個人的な利益が会社の利益と相反する状況が生じた場合には、会社の利益を優先します。

第5章.人権を尊重した安全で明るい職場環境の実現

(1) 私たちは、あらゆる企業活動の場面において人権を尊重し、人種、信条、性別、身体的条件などの理由で、 嫌がらせや差別、個人の尊厳を傷つける行為を行わず、他人がそれを行うことを許しません。

(2) 私たちは、個人の多様な価値観を認め、その一人一人のプライバシ-を尊重します。

(3) 私たちは、セクシャルハラスメント(職場での性的嫌がらせ)や パワーハラスメント(権力や地位を利用した嫌がらせ)につながるような言動をしません。また、他人のそのような行為も許しません。

(4) 私たちは、会社の立場と私的な個人としての立場を明確に区別し、職場内に私的な利害関係を持ち込んだり、職場外に会社の立場を持ち込みません。

第6章.社内通報制度の構築と維持

私たちは、私たちの一員が、この憲章に違反、または違反する恐れがあると確信する場合は、その旨を速やかに報告することとし、違反行為を黙認、隠ぺいしません。

また、公益通報者保護法により、違反行為の報告および調査に協力したことについての秘密は厳守され、違反行為に加担している場合を除き、一切の報復措置や不利益な待遇を許しません。

以上