福井県薬剤師会は、熊本地震が起きた2016年の4月に南阿蘇村、5月には益城町に、計5名を派遣しています。
災害薬剤師ボランティア活動の項目は、東日本大震災とほぼ同じでしたが、災害医療に対する薬剤師の対応内容は大きく変わりました。
東日本大震災では、被災でかろうじて残った病院内の薬局で調剤をしましたが、5年経過した熊本では、モバイルファーマシーが導入されました。
具体的には、キャンピングカーを改造した車で、薬局の機能を備えた災害対策時の医薬品供給用の車です。約400品目を収納できる調剤棚、水剤の調剤台、医薬品を保冷する冷蔵庫も装備されています。しかも、散剤分包機などを稼働するポータブル発電機や太陽光発電装置も備えています。また、薬剤師が3名寝泊まりできるベッドやトイレもあります。
モバイルファーマシー は、24時間対応可能で、当直もでき、駐車スペースさえあればどこでも配置できる、災害用「移動薬局」といえます。現在、宮城、和歌山、大分、広島、鳥取の5県の薬剤師会がもっています。
2020.03.27(金)
エンゼル調剤薬局 上原敏さん
2020.03.27(金)
エンゼル調剤薬局 上原敏さん
福井県薬剤師会は、熊本地震が起きた2016年の4月に南阿蘇村、5月には益城町に、計5名を派遣しています。
災害薬剤師ボランティア活動の項目は、東日本大震災とほぼ同じでしたが、災害医療に対する薬剤師の対応内容は大きく変わりました。
東日本大震災では、被災でかろうじて残った病院内の薬局で調剤をしましたが、5年経過した熊本では、モバイルファーマシーが導入されました。
具体的には、キャンピングカーを改造した車で、薬局の機能を備えた災害対策時の医薬品供給用の車です。約400品目を収納できる調剤棚、水剤の調剤台、医薬品を保冷する冷蔵庫も装備されています。しかも、散剤分包機などを稼働するポータブル発電機や太陽光発電装置も備えています。また、薬剤師が3名寝泊まりできるベッドやトイレもあります。
モバイルファーマシー は、24時間対応可能で、当直もでき、駐車スペースさえあればどこでも配置できる、災害用「移動薬局」といえます。現在、宮城、和歌山、大分、広島、鳥取の5県の薬剤師会がもっています。
災害薬剤師ボランティア活動の項目は、東日本大震災とほぼ同じでしたが、災害医療に対する薬剤師の対応内容は大きく変わりました。
東日本大震災では、被災でかろうじて残った病院内の薬局で調剤をしましたが、5年経過した熊本では、モバイルファーマシーが導入されました。
具体的には、キャンピングカーを改造した車で、薬局の機能を備えた災害対策時の医薬品供給用の車です。約400品目を収納できる調剤棚、水剤の調剤台、医薬品を保冷する冷蔵庫も装備されています。しかも、散剤分包機などを稼働するポータブル発電機や太陽光発電装置も備えています。また、薬剤師が3名寝泊まりできるベッドやトイレもあります。
モバイルファーマシー は、24時間対応可能で、当直もでき、駐車スペースさえあればどこでも配置できる、災害用「移動薬局」といえます。現在、宮城、和歌山、大分、広島、鳥取の5県の薬剤師会がもっています。