123日 ()

福井市
  • あわら市
  • 越前町
  • 越前市
  • 永平寺町
  • 福井市
  • 池田町
  • 勝山市
  • 美浜町
  • 南越前町
  • 小浜市
  • おおい町
  • 大野市
  • 鯖江市
  • 坂井市
  • 高浜町
  • 敦賀市
  • 若狭町

-/---%

アナウンサー&パーソナリティ

ルーツ・函館へ★

2023.11.28 Tuesday
『マダム』

ビジネスシーンでも、プライベートでも
周りから こう呼ばれている伯母・雅子さん

私の憧れの伯母は、函館に住んでいます。

洗練されたセンスと、深みのある思考
そして実行力がある雅子さんの言葉に
いつも 気づきがいっぱいです。

「してもらう前に、こちらから して差し上げるの」
と、今回、教えてくれました。

人を愛し、函館を愛する雅子さん。
ホテルやカフェなどの
建築・インテリアデザインをしているほか
今、函館の歴史的建造物を生かし
価値を向上させる協議会を仲間と立ち上げ
行政も一体となった、広範囲の町づくりを進めています。

函館の未来をデザインするビッグプロジェクトに
私も心弾ませています。

カッコよくて柔和な伯父・善一さん

伯父と伯母の家は
国の重要文化財になっています。
【太刀川家住宅店舗】

左の洋館は、一棟貸しのゲストハウスに。

かつて、米穀・海産商、漁業をしていた太刀川家。
北前船も持っていました。
昔は、建物の前が海だったので
店の前に船を横付けして
積み荷を降ろしていたそうです。

北前船といえば、福井ともゆかりが深いですよね。

建物の入口部分の広い範囲に
福井の石・笏谷石が敷き詰めらています。
北前船に乗って、ここまで来ました。


そして、屋根は越前瓦なんですよ。



数年前まで、雅子さんがレストランをしていた店舗1階は
今は、イベントなどの貸しスペースになっています。

私は、縁がなかった福井に就職したと思っていましたが、
太刀川家が、福井と縁があったのです。

このことを思うたびに
福井が私を呼んでくれたのかしら?と、
不思議な気持ちになります。





函館は、絵になる街です。

今回、父の13回忌で行きました。
函館は、父の故郷です。

祖父の家の近くの公園へ。

訪れのは、35年ぶりくらいになるでしょうか。
あの頃の自分と再会。
何気なく遊んでいた場所が
今になると、とてつもなく愛しい場所に。


函館は、特別な場所。

街と雅子さんが、私に
心地良く、温かなエネルギーを含んだ風を
吹き込んでくれました。


私は、いつも、願うのです★

2023.11.22 Wednesday
昔話の世界みたい。

目の前にすると、
今、どこにいるのか、時代も場所も
よくわからなくなります。

厚みがあり美しい茅葺屋根は
今年の9月に葺き替えが終りました。

越前市粟田部町の料理旅館 寿屋(すや) の庭園に佇む
茅葺き屋根の建物 対碧亭(たいへきてい) 
国の登録有形文化財です。

書院造の6畳の部屋


富士山発見!

趣向を凝らした窓に、ユーモアを感じます。

建物は、約450年前の室町時代には
今の南越前町今庄地区の北陸街道沿いにあり
朝倉義景などの武将
往来の際にここで休憩したと伝わっています。

その後、寺に移築されましたが
昭和6年、寿屋の2代目が買い求め、この地に移り
料理を楽しむ場として、新たな歩みが始まりました。


(中央)
寿屋6代目 加藤寿郎さんが御出演



打ち合わせまでに、番組「ふくい足もと遺産」を
いくつも見てくださったそうです。
お忙しい中、取材に備えてくださり
ありがたかったです。

「ふくい足もと遺産」の取材では、
歴史を感じる建物・もの・話に触れています。

話を伺いながら、頭の中は
そのものにまつわる時代を旅し
会うことができなかった先人たちとも
対話をしているような気持ちになります。

何百年、時には1000年をこえるものとの
出あいもあります。
今、残っていることが奇跡です。

毎回、敬意の心がふくらみます。
それはそれは多くの人が関ってきたことでしょう。
そのものに大きな力が宿っているようにも感じます。

なので、取材前には、お願いをするのです。
「どうか、お力を貸してください」と。


「ふくい足もと遺産」は
毎週日曜 午前11時25分からです★



 

地球からの贈り物

2023.11.09 Thursday
幼い頃から、公園や河川敷などで
石を探すのが好きでした。

つるつるしていたり
キラキラしたものが入っていたり
マーブル模様になっていたり。

鉱物が好きです。
地球の活動によって
とてつもない時間をかけて形成されてきた結晶たち。

それらは、地球からの贈り物だ!と感じています。

友人が、連絡をくれました。
「子どもの学校で配られたの。
えりちゃん興味ありそうだと思って」
と。

私のことを、よく分かってくれていることが
うれしかったです。

まさに、興味のど真ん中!


県立こども歴史文化館(福井市)では
12月3日まで
2023特別展
『地球のカケラがいっぱい
~鉱物標本との出逢い~』
を開催しています。



県の内外、海外の鉱物の数々に、うっとり。
自然界がつくりだした芸術作品です!
色や形を見ていると、もう!ミラクルなんです。

今年1月に、新種の鉱物として登録された
「北海道石」
県内でもいち早く紹介しています!

ブラックライトを当てると、、、、
「まぁ~きれい~」




以前、取材でもお世話になった
中原 義史 副館長と再会
案内もしてくださいました。
物腰柔らかで、いつも癒やされます。


福井県は、
鉱物学の先駆者らを輩出しています。

県外の鉱物コレクターも、憧れているほか、
福井県に鉱物関連の素晴らしい人たちがいること
関心しているとのことです。

展示では、アニメや
宮沢賢治の小説に出てくる鉱物の紹介も!
宮沢賢治は、それほどまでに鉱物を愛していたのか~と、
知らなかった一面にも出あいました。

物販コーナーにも長居し、2点購入。

オリーブ色が美しいペリドット
かわいいピンク色のローズクォーツ

どれだけでも見ていられる~
顔がにんまり(^-^)

 

のろけ話

2023.11.03 Friday
『のろけ話を聞いてくださって、ありがとうございます。』

この言葉を聞いたのは、去年の夏でした。

旧敦賀港駅ランプ小屋について
高揚感を含んで話をする姿が印象的でした。

______________________

庭園を眺めていると
心がなだらかになるものです。

敦賀市にある柴田氏庭園

国の名勝に指定されています。

敦賀富士と呼ばれる野坂山を借景にしています。

江戸時代の半ばに
豪農だった柴田権右衛門(ごんえもん)
小浜藩主をもてなすために築きました。
建物甘棠館(かんとうかん)
国の名勝に指定されています。

平成27年から8年をかけて改修しました。




今週日曜(11月5日)午前11時25分~の
『ふくい足もと遺産』でお送りします。


出演は
敦賀市教育委員会文化振興課の
学芸員・中野拓郎さん
です。
去年の旧敦賀港駅ランプ小屋に続いて2回目です。

(中央)村上カメラマン

冒頭の話は、中野さんのことです。

文化財や、それにまつわる歴史の話を
『のろけ話』『自慢話』とおっしゃっていました。
そして、『いくらでも話せます』と。

この言葉から
どれほど文化財に惚れているかが伝わってきます。
楽しそうに仕事をされる方だなとも思いました。
ユーモアもあり、柔和な方です。


これまでにも、学芸員のみなさんと仕事をする機会が
たくさんありました。

知識の豊富さや深さ、語彙力の多さ、伝える力、
熱量に毎回、引き込まれますし
厚みのある話を伺うことができます。


美術展や展示会などに行くと
『学芸員のみなさんも
どれほどの準備をしてきたんだろう。
大変だっただろうなぁ』

と、裏側を想像してしまいます。


実は、私も
大学生の時に単位を取り
学芸員の資格を持っています。

しかし、習ったことは
もう、すっかり・・・・・(苦笑)

学芸員のみなさんと仕事を共にし
知識を頭に入れ込んでいる日々です。




 
最近のエントリー
月次アーカイブ
最近のエントリー
ルーツ・函館へ★(2023.11.28)
月次アーカイブ