ギター製作職人 平光さん!
2012.04.19 Thursday
人生最後のギターを製作することになったサウンドプロデューサー 恒見コウヘイさん!
今回は、製作打ち合わせのため工房を訪れた際の模様をお送りします。
名古屋市内のとある場所にある「ひらみつギター」の工房。
(セキュリティー上、詳しい場所はご紹介できません。ひらみつギターHPをご覧ください)
床や壁はすべて木製で、木の香りに包まれた工房です。
職人の平光泰典(ひらみつ やすのり)さん。
あの宮崎駿さんに雰囲気が似ているような・・・

平光泰典さん
もともとヴァィオリンなどを製作する楽器職人だった平光さん。
ギターに興味を持ち、師匠に弟子入り。
現在は、多くのプロミュージシャンのギターを手掛けています。
手作りのため、通常は2〜3年待ちだそうです。
この手によってギターが生み出されます。とってもやわらかく繊細な手をされています。

側面のくびれの位置が通常より上にあるのが、平光さんが製作するギターの特徴。
そうすることで、比較的小柄な日本人にも弾き易いギターとなります。
ちなみにこちらは、恒見さんの友人「丸山ももたろう」さんのギター。
リペアのため、戻ってきていました。

さてさて打ち合わせが始まり・・・
マニアックな会話が繰り広げられました・・・
ギターは主に4つの部位(側面・表・裏・ネック)からなります。
恒見さんが、発注しているギターは、現在、側面を製作中。
現時点でおよそ20%が完成。まだまだ製作の初期段階です。
ギター製作は、木を選んだあと、このような型枠にはめ込んで、
側面の木を曲げるところから始まります。

こちらが、側面の木を曲げる機械。なんと!平光さん手作りです。
工作機械まで製作してしまうという、職人の中の職人です。

今回の恒見さんオーダーメイドのギターは、
側面の木は、インド原産のインディアンローズウッドを使用。
濃い茶色のローズウッドで、塗装をかけた時に美しい木目が出るようです。
表面は、ドイツ産のジャーマンスプルース(プロレスの技みたいな名前ですが・・・)
白系の色になります。ネックの部分は、ホンジュラスマホガニーを使用するそうです。
私のような素人には分かりませんが、最高級素材なんだそうです。
こちらは、「ひらみつギター」専属のデザイナー 甕久人(もたい・ひさと)さん。

甕久人さん
6〜7年前に、自分のギターをオーダーしたのがきっかけで平光さんに出会い、
専属のデザイナーになりました。材料・色・形など、デザイナーの仕事は多岐にわたります。
今回は恒見さんから、テーマは「海」、タイトルは「マーメイド」と
無茶なオーダーが出ています。サウンドホール(穴の開いているところ)はこのようなデザインを検討中・・・

海・マーメイドをいったいどのように表現するのか・・・

夜遅くまで打ち合わせが続きました・・・
「弾き手の質感をギターで出したい」と話す平光さん。
プロが道具として使うものに妥協は許されません・・・
プロの厳しい要望を音色にしていくギター職人 平光泰典さん。デザイナーの甕久人さん。
まさに、プロフェッショナルです。

完成が楽しみです。完成した暁には、番組で音色をお届けさせていただきます。お楽しみに!
『恒ちゃんとガンちゃんの福井を歌おう』
よろず屋ラジオ 毎週火曜日 12:15〜放送
どうぞお聴きください!
今回は、製作打ち合わせのため工房を訪れた際の模様をお送りします。
名古屋市内のとある場所にある「ひらみつギター」の工房。
(セキュリティー上、詳しい場所はご紹介できません。ひらみつギターHPをご覧ください)
床や壁はすべて木製で、木の香りに包まれた工房です。
職人の平光泰典(ひらみつ やすのり)さん。
あの宮崎駿さんに雰囲気が似ているような・・・

平光泰典さん
もともとヴァィオリンなどを製作する楽器職人だった平光さん。
ギターに興味を持ち、師匠に弟子入り。
現在は、多くのプロミュージシャンのギターを手掛けています。
手作りのため、通常は2〜3年待ちだそうです。
この手によってギターが生み出されます。とってもやわらかく繊細な手をされています。

側面のくびれの位置が通常より上にあるのが、平光さんが製作するギターの特徴。
そうすることで、比較的小柄な日本人にも弾き易いギターとなります。
ちなみにこちらは、恒見さんの友人「丸山ももたろう」さんのギター。
リペアのため、戻ってきていました。

さてさて打ち合わせが始まり・・・
マニアックな会話が繰り広げられました・・・
ギターは主に4つの部位(側面・表・裏・ネック)からなります。
恒見さんが、発注しているギターは、現在、側面を製作中。
現時点でおよそ20%が完成。まだまだ製作の初期段階です。
ギター製作は、木を選んだあと、このような型枠にはめ込んで、
側面の木を曲げるところから始まります。

こちらが、側面の木を曲げる機械。なんと!平光さん手作りです。
工作機械まで製作してしまうという、職人の中の職人です。

今回の恒見さんオーダーメイドのギターは、
側面の木は、インド原産のインディアンローズウッドを使用。
濃い茶色のローズウッドで、塗装をかけた時に美しい木目が出るようです。
表面は、ドイツ産のジャーマンスプルース(プロレスの技みたいな名前ですが・・・)
白系の色になります。ネックの部分は、ホンジュラスマホガニーを使用するそうです。
私のような素人には分かりませんが、最高級素材なんだそうです。
こちらは、「ひらみつギター」専属のデザイナー 甕久人(もたい・ひさと)さん。

甕久人さん
6〜7年前に、自分のギターをオーダーしたのがきっかけで平光さんに出会い、
専属のデザイナーになりました。材料・色・形など、デザイナーの仕事は多岐にわたります。
今回は恒見さんから、テーマは「海」、タイトルは「マーメイド」と
無茶なオーダーが出ています。サウンドホール(穴の開いているところ)はこのようなデザインを検討中・・・

海・マーメイドをいったいどのように表現するのか・・・


夜遅くまで打ち合わせが続きました・・・
「弾き手の質感をギターで出したい」と話す平光さん。
プロが道具として使うものに妥協は許されません・・・
プロの厳しい要望を音色にしていくギター職人 平光泰典さん。デザイナーの甕久人さん。
まさに、プロフェッショナルです。

完成が楽しみです。完成した暁には、番組で音色をお届けさせていただきます。お楽しみに!
『恒ちゃんとガンちゃんの福井を歌おう』
よろず屋ラジオ 毎週火曜日 12:15〜放送
どうぞお聴きください!