ハンドボールの福井永平寺ブルーサンダーは4日、永平寺町内で今シーズンのホーム最終戦を迎え、現役を引退する元日本代表候補を含む5人の選手がセレモニーでファンに感謝を伝えました。 今シーズン限りで現役を引退するのは、元日本代表候補でチームの柱の一人として活躍した福井商業出身の髙森翔太選手や北陸電力ブルーサンダー時代から10年在籍した藤坂知輝選手ら5人です。 このうち、髙森選手は右のサイドの選手として活躍したほか、サッカーのPKにあたるペナルティースローを任されるなどチームの勝利に貢献しました。また、藤坂選手はパワフルなシュートでここまで通算687ゴールを決め、2023年までキャプテンも務めました。 藤坂選手は「ハンドボールを通して多くの人に支えてもらった。今後も地域に愛されるチームに成長してほしい」と感謝を示しました。 ホーム最終戦は元日本代表の宮崎大輔監督率いるアースフレンズBMを相手に、後半のラストプレーを決め、32対31で劇的な白星を飾りました。 【引退選手】藤坂知輝・髙森翔太・久保博貴・水野雄斗・福満幸誠