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「不便、わかりにくい・・・」新幹線開業で敦賀駅で乗り換え必要に 利用客からは困惑の声相次ぐ

 新幹線県内開業に伴う大きな変化が、これまで特急1本で繋がっていた関西・中京方面への乗り換えです。  3階建ての広い敦賀駅で初めて乗り換えをした利用客からは戸惑いの声が相次ぎました。 ■髙島隆平記者リポート 「現在、出発時刻の7時5分です現在も客が乗っている姿が確認できます」  新幹線が開業した16日。新幹線から在来線特急への初めての乗り換えの様子です。  新幹線・つるぎの到着から8分後に、大阪行き始発のサンダーバードに接続する予定でしたが、結局 3分遅れて午前7時8分に敦賀駅を出発しました。  ズラリと並ぶ改札口を多くの人が行き交う敦賀駅。北陸新幹線の「当面の終着駅」となり、関西や中京方面へ向かう際には乗り換えが必要となりました。  敦賀駅は3階に新幹線ホーム。2階に乗り換え改札口。1階に特急列車のホームがあります。  スムーズな乗り換えに向けて、JR西日本はサンダーバードとしらさぎで色分けした号車ごとの案内表示を設けました。  また、しらさぎの停車位置を当初の想定より3両分米原方面にずらしました。サンダーバードの利用客と分散させる狙いです。 ■利用客 「乗り換え自体はそんなにやってみれば難しさはないかなと思う。今、京都で妻の実家が福井なのでしょっちゅう来てたんですけど、乗り換えなきゃいけないというのは不便かなと思う。早くつながってほしい京都・大阪までつながってほしい」 「敦賀だと思ってなめてた分かりにくい」  こちらの男性は予定していた列車に乗ることが出来ず・・・ ■乗り遅れた男性 「8時7分の予定だが間違えた ホーム。駅員さんに切符をチェンジしてもらう」  時間帯によっては在来線から新幹線。新幹線から在来線と双方に乗り換えが発生し混雑するケースも。これまで特急で1本だった関西・中京方面の利用客からは戸惑いの声も聞かれました。 ■利用客 「一便離した。直接だと8分しかなかったので30分余裕を持って福井の方へ帰ってきた。大阪からは不便になりますね」 「乗り継ぎ、乗り継ぎで来なきゃいけないのがちょっと・・・米原まで新幹線が来てくれるのが非常にありがたい」 「金沢から敦賀までは早いでも敦賀から関西・中京に行くときにちょっと不便。敦賀駅は結構時間がかかる感じがする慣れるまでは」  JR西日本では現在誘導する駅員の数を増やして対応していますが、今後は状況をみながら駅員の配置を検討することにしています。  新幹線開業に伴って新たな課題となっている関西・中京方面への乗り換え。今後は 大型連休や帰省ラッシュなどの繁忙期にスムーズに乗り換えが出来るかどうか。検証と改善が求められます。

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