福井市南部の麻生津地区自治会連合会と同地区に本社があるフクビ化学工業は20日、合同で防災訓練に取り組み、地域住民と社員が連携して万一の事態に備えました。 両者は5年前に防災連携協定を結び、地震などの災害に備えて毎年、合同で防災訓練に取り組んでいます。訓練には地域住民と工場の従業員あわせて400人が参加し、震度6強の地震が発生したという想定で工場の敷地内に避難して安否確認をするなど、災害時の手順を確認しました。 災害が発生した際には、企業側が避難場所や食料など備蓄品を提供することになっていて、フクビ化学工業は「能登半島地震を強い教訓に、災害時の対応を忘れないようにしていきたい」としています。
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