学生が林業の最先端学ぶ 無花粉スギの研究現場を見学
林業に携わる人の高齢化が進む中、若者に林業への興味を持ってもらおうと、オープンラボが26日に総合グリーンセンターで開かれた。県立大学の学生52人が参加し、無花粉スギの研究を見学するなどして学びを深めた。(5月26日)
2006年から開発が進められた無花粉スギは、今年の秋ごろ初めて出荷を迎え、学生たちは目視で花粉が出ないことを確認する方法などを学んだ。
参加した女子学生は「私は花粉症なので、無花粉スギが広まってくれたら花粉症も楽になるかなと思うので広まってほしい」と話した。
また県産のマイタケを開発する施設も見学し、学生たちは林業への理解を深めていた。