高浜原発3・4号機 関電40年超運転検討

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福井 2022.09.22 19:16

関西電力の担当者は22日、県庁で野路博之安全環境部長と面談し、3年後に運転開始から40年を迎える高浜原発3、4号機の運転延長を検討していることを報告した。(9月22日)


3、4号機では同日から40年超運転に必要な特別点検が始まっていて、関西電力はこれまでに集めた原子炉容器などの劣化状況に関するデータと合わせて、点検の結果を踏まえて延長認可の申請をするか判断する。運転の延長に合わせた対応では、蒸気発生器を取り換えるほか、保修点検用の建屋の設置も検討している。

報告を受けた野路部長は「設備の劣化はプラントごとで異なるため、漏れのないようにデータ収集を行って評価してほしい」と厳格な対応を求めた。

国内の原発は、福島第一原発事故後の新規制基準の下で、運転期間は原則40年と定められていているが、原子力規制委員会の審査に合格すれば、1回に限って最長20年延長できる。県内では美浜3号機が同措置に基づいて延長運転している。