市役所ロビーにアマビエ登場 疫病を鎮めて
あわら市役所にアマビエが姿を現し、穏やかな表情を見せている。(4月8日)
江戸時代に流行り病が流行すると予言した妖怪アマビエ。絵に描いた姿を多くの人に見せたところ、疫病が鎮まったと伝わる。
伝説の存在は令和の時代に未知のウイルスの終息を願うシンボルになっている。
あわら市役所の1階ロビーに登場したのは、高さ1メートルの陶器製のアマビエ。制作したのは金津創作の森で陶芸の指導をしているタイ出身の作家スタッス・ポンパンさん。「私のアマビエはかわいくてみんなを笑顔にしながら、暗い社会の中にこのアマビエを見て明るい気持ちになってほしい」と話した。
アマビエはあわら市役所のロビーで7月6日まで来庁者を穏やかな表情で見守る。