住民が後片付けに追われる 勝山で浸水被害

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福井 2022.08.05 19:30

勝山市では4日に降り続いた激しい雨で、5日午後2時現在、床上浸水が16件、床下浸水が26件確認されていて、住民は後片づけに追われた。(8月5日)


60年にわたって市内で店を営む女性は、泥にまみれた店内を見ながら途方に暮れ、「こんなのは初めて。もう本当にどうしたらいいものか。床もまだ拭いてないし、どれだけかかるか分からない」と落胆した様子を見せた。

市内では土砂崩れも各地で相次ぎ、スキージャム勝山へ続く法恩寺山有料道路ではおよそ5カ所で斜面が崩れ、現地を訪れていた観光客やスタッフら合わせて290人が一時孤立し、4日からホテルで一夜を明かした。

5日朝から土砂の撤去が行われ、午前10時すぎには車での通行が再開された。東京から来ていた人は「雨はすごかった。滝のようで怖かった。炊き出しにかつ丼とかを出してくれて、感謝している」と話した。

市のまとめによると、市内では少なくとも4つの河川が増水し、田畑の冠水や堤防の崩壊が発生したほか、複数の箇所で土砂崩れが起きている模様で、市が被害の把握に努めている。