高齢ドライバーの事故防止へ 交通安全教室
福井市内で高齢者を対象にした交通安全教室が開かれ、高齢ドライバーが見通しの悪い交差点を安全に通行する方法を学んだ。(6月24日)
参加者はドライバー視点のカメラ映像を見ながら、停止線で一度止まった後、車の先端が交差点に差し掛かるあたりでもう一度止まることで、歩行者に車の存在を知らせることができ、事故の防止につながることを学んだ。
参加した男性は「一旦停止のところは必ず止まるということとそこから出る時の速度に注意したい」と話した。
県警のまとめによると、去年1年間に県内で発生した交通死傷事故は897件で、このうち高齢ドライバーの過失によるものが全体の3割近くを占めている。