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遺留金など65万円余りを着服 敦賀市の課長補佐を懲戒免職「借金の返済に充てた」 ロッカーから親睦会費も

身寄りがなく、相続先のない市民の遺産など65万円余りを着服したとして、敦賀市の課長補佐が懲戒免職の処分となりました。 23日付で懲戒免職の処分を受けたのは、敦賀市の地域福祉課の上倉渉課長補佐(47)です。市によりますと、上倉課長補佐はおととし9月と10月に、死亡した身寄りがない2人が遺した現金51万円余りを着服したものです。 金庫で保管していたものを去年2月から3月ごろに会計課から受け取ったもので、今年2月に会計課が現金を確認しようとした際に着服が発覚しました。この他にもロッカーに保管してあった会計課の親睦会費14万円余りを着服していたことも分かっています。 市の聞き取りに対し、上倉課長補佐は「着服した金は借金の返済に充てた」と話しているということです。市は今回の着服を受けて、市長らを減給10分の1(1か月)などの懲戒処分とする方針です。

19:16