×
福井放送 福井放送

2:34

駅の切符売り場に長蛇の列 窓口に並ぶ?券売機で買う? 利用客から不満の声も

新幹線開業からまもなく2週間。駅の切符売り場には連日、長蛇の列ができていて、利用客からは不満の声も聞かれます。その訳を探りました。(3月28日) 開業後初の祝日となった20日、JR福井駅では新幹線の切符売り場「みどりの窓口」に長い列ができ、売り場の外で順番を待つ人からは不満の声が聞かれました。 ■窓口に並んだ人 「長い。20分くらいは待たないといけないんだろうなと思ってはいますけど」 「混んでて、急いでいる人もいるので。窓口のスペースを増やしたり、広くしたりして、もうちょっとスムーズになったらいい」 JR西日本金沢支社によりますと、春休みはそもそも利用者が増えることや、新幹線開業で来線の特急サンダーバードやしらさぎが敦賀出発で全て指定席となったため、案内に時間がかかっていると説明しています。 窓口の付近には、券売機も合わせて7台ありますが、多くの人は窓口の列へ…。 ■窓口に並ぶ人 「行列でも(窓口に)並んで買います。券売機だと操作が難しかったり、迷っちゃたりするので、みどりの窓口で買いました」 「自分1人だったら(窓口で)するんですけど。子連れなので、確実に席を取りたいのと、不慣れですからね」 券売機はタッチパネルで利用客自ら乗車駅や降車駅希望列車の出発日や時刻などを入力するため、手間取るケースもあるとみられます。一方、券売機で購入した人は…。 ■券売機を使った人 「窓口は並んでいる印象が強いので、券売機を優先します。慣れた方が楽ですね」 「ネットで予約してたんで。それを取りに来た。すぐ受け取れる」 JRは「窓口で時間がかかることは申し訳ない」とした上で、スマホのアプリやネット予約、それに券売機の利用を促す考えです。また、今年の大型連休には、窓口で案内する駅員の数を増やす予定だということです。

18:35