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アナウンサー&パーソナリティ

館めぐり ―なつかしい場所―

2024.06.29 Saturday
なつかしい場所に行ってきました。
幼稚園や小学生の頃、本当によく通っていた坂井市春江町のエンゼルランドふくい
正式名称は、福井県児童科学「館」
今思い返すと、エンゼルランドの体験コーナーや遊具には、「楽しむ」+α「知識をインプットする」につながる工夫がたくさん詰め込まれていたように思います。私は、宇宙空間を再現したコーナー、そして屋外の白いトランポリンでのおにごっこ遊びがお気に入りでした。

【1階の「ファンタジーエッグ」のエリアでは、天井にはきらきら輝く天の川が、そしてカラフルな笹飾りもあり、七夕まつりのイベントが行われていました。短冊には、かわいらしい字で家族を想った願いごとも書かれていましたよ。もちろん、私もしっかりお願いごとを書きました。7/7の七夕まで開催とのことです。】



初めて訪れた「館」も紹介します。
高校の恩師のすすめで、福井県教育博物館に行ってきました。現在は特別展示「お札になった人々」・ミニ展示「オリンピック・パラリンピックと教科書」も行われています。(~7/7)

歴代の国語の教科書が並べられたコーナーもありました。
『大造じいさんとガン』(椋鳩十・昭和16年)『くじらぐも』(中川りえ子・昭和46年)など、世代を超えて受け継がれている作品は、共通の話題として違う世代の人と話すきっかけにもなりますよね。親子で、また3世代で訪れるのもいいかも。実際、私の祖父母や両親は何度か来たことがあるそうです。
さらに県内の学校の校歌を検索できるシステムもあり、私も小・中・高の校歌を流しながら、一緒に歌っていました!(笑)
朝礼や卒業式で合唱した思い出が蘇ります。
【この博物館の建物は、もともと春江工業高校の校舎だったので、渡り廊下や中庭など、学校の面影を感じられます。】

学生時代をなつかしく思い出すことのできる、これからも何度も足を運びたくなるような場所でした。
 

イイトコどり~「アイデアグッズ」

2024.06.27 Thursday
みなさんは デザイン入りの網戸シート、ご存知ですか?
網戸に 恐竜・惑星・熱帯魚の模様や和柄が入っているんです!

今日(6月27日)18時台に放送した「北陸3県イイトコどり~」のテーマは「アイデアグッズ」
福井からは、株式会社ユティックが手がける 染色技術を活用した「ファッションカラー網戸」を紹介しました。私は今回の取材をきっかけに初めて知りました。

通気性や防虫性など、機能性を重視する網戸に「おしゃれさ」が加わり、部屋のインテリアみたいになるなんてすてきな発想だな…と感じました。
株式会社ユティックのみなさま、取材にご協力いただき、ありがとうございました。

【ファッションカラー網戸の開発に携わり、染色技術を活用した新規事業を進めるユティックの小林さんと吉村さん。涼しげな和柄の網戸と一緒に。】

 

本のリリックノート

2024.06.24 Monday
本とのつながりについて、勝手ながら、この場をお借りして振り返ってみます。
幼い頃は、家で絵本の読み聞かせをしてもらうのが好きでした。

小学生のときは、放課後、よく学校の図書館で過ごしていました。だいたい、宿題をせずに友だちと話したり本を読んだりしていましたね。本を読む中でストーリーを理解したくて、わからない漢字を調べるようになった気がします。

中・高はテストや模試の問題に出てくる小説がおもしろいと、本のタイトルを覚えておいて、後から本を借りて続きを読んでいました。テスト問題に載っているのは一部なので、続きが気になってうずうずしてしまうこともありました。(みなさんは、テスト中は集中したほうがいいですよ!)

大学時代は、大学図書館の蔵書量や建築がすばらしいのと、教授から本をおすすめされる機会も多く、授業がない日も図書館に通っていたと思います。図書館の本を借りるとき、私は貸出表の日付をチェックするのが好きで、「私の前にこの本を手に取った人は、私が生まれるずっと前にこのキャンパスに通っていたのか…」と思いを馳せたり、一番上に日付スタンプが押されたときは「私が最初か!ようこそ~!(本に対して)」と喜んだり。(笑)
大学図書館で活動するサークルに所属したり、大学生協の季刊誌の読書スタッフとして活動したりしていて、読書や図書館が好きな仲間と話せる時間を楽しんでいました!ビブリオバトル(書評合戦)の開催や、図書館の展示に携われたのも幸せでしたね。
ちなみに…図書館のサークルがご縁で、大学図書館の閉館アナウンスを担当して、今でも流れていたりします…!

これから、今まで出会った本たちを私の読書体験とともに紹介していけたらと思います。
お付き合いいただけたらうれしいです。


■「新たな環境にまだ馴染めないあなたへ」
小野寺 史宜『ひと』(祥伝社、2018年)

【読書コメント】
人材に代わりはいても、人に代わりはいない。家族を失い、経済的な事情から選択肢が狭まった聖輔は、物事を「譲りながら」生きていく。でも、生活事情が変わったからこそ巡り会えた人たちがいたし、孤独になったからこそ今まで気がつかなかった、人がもつあたたかさを彼は感じた。コロナ禍の一人暮らしでスタートした私自身の大学生活での、かけがえのない出会いとも結びつけて、共感して読み進めていた一冊。聖輔が最後に「誰にも譲れない人」の存在に気がつき手を伸ばそうとしていることが、とてもうれしい。

季節を感じに…

2024.06.21 Friday
春江町のゆりの里公園ゆりフェスタに行ってきました!
なんとこの日の春江町の気温は35℃‼暑さの中、大勢の人でにぎわっていました。
以前「ラジ+(TAS)」内で、自分の名前の由来について、「りりこ」は「Lily」、ゆりの花から来ているとご紹介させていただいたこともあり、ひそかにご縁を感じていました。
ゆりフェスタに行くのを楽しみにしていました。

【ゆりの形をしたドーム「ユリーム春江」。これぞ、ゆりの里公園のランドマークですよね。今回は、春江中学校の吹奏楽部の生徒さんたちによる演奏を楽しみました♪みなさんの真剣な表情と豊かな音色にパワーをいただきました!】

【青空に向かって咲く姿は、まるでお星さまみたい。オリジナルのうちわを作ってもらえるイベントも開催中!これはうれしいです♪】


ゆりフェスタは今月末(~6/30)まで開催予定とのことです。

次々と見頃を迎えるゆりを楽しんでみてはいかがでしょうか。


また北陸新幹線も通る「JR芦原温泉駅」西口のにぎわい施設アフレアにも立ち寄りました!
ちょうど「初夏のフルーツパーラー」が開催中で、地元特産のみずみずしいスイカやメロンがおいしそうでした!
【フルーツカービングの作品。細工の細かさに目を見張ります…!】


アフレア近くの「金津本陣にぎわい広場」内にあるカフェ「a CUBE Cafe」さんで、季節限定のしそジュースをいただきましたよ。
添えられたレモンとの相性が想像以上によく、さわやかな味わいでした。色も鮮やかです。
暑い日にぴったり。



【アフレア内のふくいミゅ~ジアムにて。いい湯だな。】


6月とは思えないほど気温が高い日や、室内にいてもムシムシする日も増えてきましたね。
水分補給や冷房の活用で、体調管理をしながら元気に過ごしましょう。

 

北陸3県のみなさん、よろしくお願いします!

2024.06.12 Wednesday
お知らせです。
「おじゃまっテレ」内で隔週木曜日の18時台に放送している「北陸3県イイトコどり~」を明日(6月13日)から担当することになりました。
このコーナーでは、福井・石川・富山の日本テレビ系列のテレビ局が共通のテーマでそれぞれの県を取材します。
入社前は、このコーナーの3県がバトンをつないでリレーしているようなところに、北陸の一体感を覚えました。
他県の魅力を知ることができ、また県外の方にも福井のひとやものに魅力を感じて足を運んでもらうきっかけになるコーナーとなっています。
福井、石川、富山のみなさん、これから、どうぞよろしくお願いいたします。

明日の3県共通のテーマは、16日の父の日を前に、「おとうさんありがとう」
福井からは越前漆器工房特製のタンブラーを紹介します。
鯖江市に店と工房をかまえる土直漆器さんを取材しました。
2代目社長の土田直東さんはじめ、土直漆器のみなさま、取材にご協力いただき感謝しております。
伝統工芸の技術、機能性、デザイン性を兼ね備えた、とっておきのプレゼント。
ぜひご覧ください。

【土直漆器2代目社長の土田直東さんと。興味のままにいろいろなことを質問してしまう私にも、やさしい笑顔で応じてくださりました。ありがとうございました!】



そして実は、事前に土直漆器さんの近くをドライブした時に、鯖江のたくさんの漆器店の他にもオシャレなお店を発見しましたよ。

野尻ケイク草と花…古民家を改装した店がまえの、趣ある雰囲気と現代的なスイーツの組み合わせが特徴的です‼「体に無理をかけない」スイーツというのがうれしいですね。私はコンブチャ(酵母茶)の「バタフライピーとレモングラス」で体をリフレッシュ。】

ataW…のれんがかかっているオシャレな外観に、思わず車をとめました…!アーティスティックなデザインの雑貨や洋服がかっこよく配置してあるセレクトショップ。美術館にいるような気分になりました!】


放送でも新しくコーナーを担当することになりましたが、このブログでも新たに始めてみたいことがあるのです…!
私は読書が好きなので、今後、ブログで本を紹介していけたらと思っています。
学生時代も、本について友人と語り合う時間がとても好きでした。実際に、本を通して新たにつながった出会いも多くありました。
もしよろしければ、お付き合いいただけたらと思います。

まずは「おじゃまっテレ」「北陸3県イイトコどり~」をご覧いただけるとうれしいです。
 

「館」めぐり

2024.06.10 Monday
学生時代から、休日は「館めぐり」をしていました。
美術館、図書館、水族館…館と名のつくものが好きです。美術館や博物館が集まる上野にはよく通っていました。
最近も、福井の様々な美術展に行ってきましたよ。

「横山大観展」4/26~6/2 福井県立美術館】

「長坂真護展」5/23~6/4 西武福井店】


金津創作の森で開催中の「淺井裕介展 星屑の子どもたち」(~8/25)。作品から泥の香りがしたり、音楽が流れていたりと、目だけでなく、鼻、耳、肌からも感じて楽しめる作品が展示されています。
そして、作品に添えられた淺井さんの言葉がとても印象的でした。
「見る、観る、視る、診る、看る」どの「ミル」にも共通しているのは注意深く観察すること/新しい何かを知ることでありそこに絵の始まりがあるのだと思っている。
私たちも、作品を「ミル」ことを通して「作者がどのように世界を見ているか」がわかり、作者と視点を共有できるということなのだと考えました。作品を通して人と人がつながる、ともいえますよね!

【作品の上を裸足で歩く体験!】


【淺井さんが絵を担当された絵本も購入。絵のもつエネルギーがページから溢れ出ていました。】


そして金津創作の森の帰りに、北潟湖畔花菖蒲園に立ち寄りました。
先日担当したお昼のFBCニュースで、花菖蒲まつり(6/8~6/16)についてお伝えしていたのです。
種類によって大きさや色も様々で、特に色のグラデーションがとてもすてきでした。
私が伺ったときは、テントがたち、おまつりに向けた準備が進められている様子で、ワクワクしました。
風車や湖畔と菖蒲とのコラボレーションをぜひお楽しみください。

 

はじめまして

2024.06.03 Monday
はじめまして。
2024年度入社の手賀梨々子(てが・りりこ)と申します。
名字が珍しいので「てがちゃん」「てがりり」と呼ばれることが多いです。

福井市出身で、高校までずっと地元で過ごしていました。
生まれ育った福井で、地元の人たちに大事な情報を届けられることが、とてもうれしいです。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。

5月1日に「ラジ+(TAS)」内でニュースデビューしました。それから「にじパレ」の「FOCUS新人アナ」企画、5月28日からはお昼のFBCニュースも担当しています。

新人アナ対決企画では、ゴールの越前町の「貧谷(ひんだん)の滝」に辿り着くまでに、福井で暮らす方々と出会うことができてうれしかったです。
インタビューした地元の方が、偶然にも小さい頃に貧谷の滝を訪れていて知っていたというミラクルな幸運に恵まれ、ゴールできました。ありがとうございます!
みなさまのご協力に心より感謝しています。

【山道を奥へと進む中で、だんだんと水の音が大きくなってきて、とうとう透き通った水しぶきが見えたときは、感動しました。穴場スポット中の穴場ですよ!】



【宮崎中学校の生徒さんと出会った「田んぼアートin樫津」の展望台。宮崎名物のたけのこも見せてくれてありがとう!田んぼアートは、夏から秋に向けてますます絶景となるでしょう。また見に行きますね!】


先日、「越前陶芸まつり」に行き、越前焼の館にも立ち寄りました。(こちらの方々にも、ゴールのヒントをいただいたのです!)
私は家族と一緒にわなげゲームにチャレンジ。子どもの時にも何度か挑戦して、家には今でもその戦利品があったりするのです。今回は箸置きやマグカップをゲットしました!大きい作品を当てた強者もいて、大にぎわいでした。

【越前焼のはにわと一緒に】



先週、FBCラジオのリスナーさんから届いたメッセージを紹介します。
「自分で足を運んで、五感で沢山吸収して、視聴者に、楽しくリポート出来る。そんなアナウンサーさんになって下さいね。」
この言葉のもつあたたかさが、じ~んと私の心の中にしみわたっていきました。
みなさんに情報を届けるためには、まず自分自身が「心を動かして、感じ取る」体験をたくさん積むことが大事だと改めて感じました。
そして応援してくださっている方々がいてくださること、本当にありがたく思います。

自分自身が その時、その場所で感じたことを大切に。
みなさんに、正しい情報を より伝わりやすい形で届けられることを目指していきます!

これからも よろしくお願いします!

福井県年縞博物館にて🌈