館めぐり ―芸術の秋 満載-
2025.10.23 Thursday
「考える人」… なにかあま~い考えに包まれていそうですねえ

「お菓子の美術館 渡辺おさむ展」
(福井市美術館 ~11/9)
本物そっくりなお菓子でデコレーションされた世界が広がっています。
※おいしそうですが食べられません
香りもしませんが、甘い香りがしているように錯覚してしまいます。

福井ならではの 恐竜の作品!
ステゴサウルスがイチゴサウルスに(笑)
お菓子で縁取られると とたんに愛らしくなりますね。
こんなところまでお菓子にしてしまうの?と
渡辺さんのアイデアが楽しいです。

続いては にじパレの どドDo! コーナーでご紹介した
「長坂真護展 Still A BLACK STAR supported by セーレン」
(あわら市 金津創作の森美術館 ~12/14)

長坂真護さんは福井県出身の美術家。
衣服や電子機器など
ガーナのスラム街に捨てられている廃棄物を使ったアートなど
サステナブル Sustainable の文化を体感する作品展です。
真護さんに質問したところ
先進国が善意で寄付した衣服も 現地では転売されていて
売れなかったものは投棄されているという現状を知りました。
メディアからの情報や書籍など二次的に情報を得るのではなく、
直接その場に行ってみることで完成するアート。
実際に現地にあるもので作られた真護さんの作品は
現地の現状を伝える 一種のメディアだと思いました。
また真護さんの作品に描かれている蝶は 「バタフライエフェクト」を連想させます。
作品を見た人の行動の変化が連鎖して世界の変化につながっていく効果もあるのではないかと思います。
真護さんにとって月は「平和の象徴」でもあります。
【金津創作の森で制作した新作】

月に向かっていくように描かれた蝶は、
真護さんの化身だという捉え方もあると教えてくださりました。

実は学生の頃から真護さんの展示を見に行っていたので、
今回ご本人とお話しできたことは私にとってとても光栄な体験でした。
素朴な質問にも快く答えてくださって、フレンドリーに話してくださる方です。

金津創作の森で新たに制作された作品もありますので 金津に足を運んでみませんか。
屋内、屋外、森へと作品が続いていきますよ。
子どもから大人まで 多くの方々に見ていただきたい作品展です。
放送の様子は 番組の公式YouTubeからも見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=F5_s3xeEOWY
そして 前々から行きたかった
葛飾北斎の作品と 現代のマンガやアニメとの共通点を捉えた
「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」
(CREATIVE MUSEUM TOKYO ~11/30)

葛飾北斎といえば『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』を思い浮かべる人が多いと思います。
その北斎は 現代の日本のエンターテインメント文化の原点を作ったともいえる理由が
彼の様々な作品からみえてきます!
現代のマンガのコマをイメージさせる構図の作品や
点描で光を表現する方法、
効果線の表現など

200年前に今のマンガやアニメの表現方法を生み出していたんですね!
北斎のしわざだったとは…
とにかく北斎大集合 の展示に 時間を忘れるほどでした。
併設されたカフェでおろしそばもいただきました。
お皿の波は、なんとマヨネーズ!


「お菓子の美術館 渡辺おさむ展」
(福井市美術館 ~11/9)
本物そっくりなお菓子でデコレーションされた世界が広がっています。
※おいしそうですが食べられません
香りもしませんが、甘い香りがしているように錯覚してしまいます。

福井ならではの 恐竜の作品!
ステゴサウルスがイチゴサウルスに(笑)
お菓子で縁取られると とたんに愛らしくなりますね。
こんなところまでお菓子にしてしまうの?と
渡辺さんのアイデアが楽しいです。

続いては にじパレの どドDo! コーナーでご紹介した
「長坂真護展 Still A BLACK STAR supported by セーレン」
(あわら市 金津創作の森美術館 ~12/14)

長坂真護さんは福井県出身の美術家。
衣服や電子機器など
ガーナのスラム街に捨てられている廃棄物を使ったアートなど
サステナブル Sustainable の文化を体感する作品展です。
真護さんに質問したところ
先進国が善意で寄付した衣服も 現地では転売されていて
売れなかったものは投棄されているという現状を知りました。
メディアからの情報や書籍など二次的に情報を得るのではなく、
直接その場に行ってみることで完成するアート。
実際に現地にあるもので作られた真護さんの作品は
現地の現状を伝える 一種のメディアだと思いました。
また真護さんの作品に描かれている蝶は 「バタフライエフェクト」を連想させます。
作品を見た人の行動の変化が連鎖して世界の変化につながっていく効果もあるのではないかと思います。
真護さんにとって月は「平和の象徴」でもあります。
【金津創作の森で制作した新作】

月に向かっていくように描かれた蝶は、
真護さんの化身だという捉え方もあると教えてくださりました。

実は学生の頃から真護さんの展示を見に行っていたので、
今回ご本人とお話しできたことは私にとってとても光栄な体験でした。
素朴な質問にも快く答えてくださって、フレンドリーに話してくださる方です。

金津創作の森で新たに制作された作品もありますので 金津に足を運んでみませんか。
屋内、屋外、森へと作品が続いていきますよ。
子どもから大人まで 多くの方々に見ていただきたい作品展です。
放送の様子は 番組の公式YouTubeからも見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=F5_s3xeEOWY
そして 前々から行きたかった
葛飾北斎の作品と 現代のマンガやアニメとの共通点を捉えた
「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」
(CREATIVE MUSEUM TOKYO ~11/30)

葛飾北斎といえば『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』を思い浮かべる人が多いと思います。
その北斎は 現代の日本のエンターテインメント文化の原点を作ったともいえる理由が
彼の様々な作品からみえてきます!
現代のマンガのコマをイメージさせる構図の作品や
点描で光を表現する方法、
効果線の表現など

200年前に今のマンガやアニメの表現方法を生み出していたんですね!
北斎のしわざだったとは…
とにかく北斎大集合 の展示に 時間を忘れるほどでした。
併設されたカフェでおろしそばもいただきました。
お皿の波は、なんとマヨネーズ!
